反町隆史が冠城亘を演じた7年間に対する視聴者の熱量は、放送終了後も衰えていません。SNSやドラマレビューサイトに寄せられた膨大な声を分析すると、評価の変遷が浮き彫りになります。
就任当初(season14)は、「トレンディ俳優のイメージが強い反町が、杉下右京の重厚な世界観に馴染めるのか」という懐疑的な見方も一部にありました。しかし、シーズンを重ねるごとに法務省から警視庁へ正式移籍し、泥臭い捜査にも身体を張る姿を見せるにつれ、視聴者の支持は爆発的に高まりました。
特に『season20』最終回スペシャルにおける別れのシーンは、ファンの間で「シリーズ屈指の名場面」として語り草になっています。公安調査庁への移籍を決断した冠城に対し、普段は感情を表に出さない杉下右京が、「もう少し一緒にやりませんか…冠城くん」と本音を吐露して引き止める描写は、歴代の相棒卒業回の中でも異例の演出でした。ネット上では「右京さんにここまで言わせた相棒は他にいない」「冠城ロスから抜け出せない」といった投稿がX(旧Twitter)のトレンドを席巻しました。