Q1:劇中で名乗る「徳田新之助」という名前に何か由来はあるのですか?
A1:脚本上の創作ですが、「徳川」の「徳」を取り、三男坊であることを示す「新之助」を組み合わせた仮名です。旗本・徳田家の部屋住み(家督を継げない居候の弟)という設定にすることで、定職がなく江戸の町を自由にぶらついていても周囲に怪しまれない絶妙な身分設計がなされています。
Q2:劇中で吉宗が悪人を斬る際、なぜ刀の背を使う「峰打ち」にするのですか?
A2:吉宗は一国の将軍であり、法を司る最高責任者であるため、私刑(リンチ)として自ら人を斬殺することを避ける劇中倫理の演出です。吉宗自身は峰打ちで相手を無力化し、最後の死刑執行は付き従う側近(御庭番)に「成敗!」と命じて法的に処刑させるという、ヒーローの潔白性と法執行の厳格さを両立させる演出意図が込められています。
Q3:吉宗のトレードマークである「白馬」は史実でも乗っていたのですか?
A3:吉宗が無類の馬好きであったことは紛れもない史実です。オランダ商館長を通じてペルシャ産の上質な洋種馬を取り寄せ、自ら江戸城内や武蔵野の原野で乗りこなしていた記録が残されています。ただし、オープニングのように白馬に乗って浜辺を全速力で疾走していたかどうかは、ドラマの映像的インパクトを狙った演出です。