市販されているすき焼きのタレは、メーカーごとに味の設計思想が異なります。手元にあるタレの個性を知ることで、より自分好みの仕上がりに近づけることができます。
エバラ すき焼きのタレ:
醤油のキレと程よい甘みのバランスが取れた王道の味わいです。親しみやすい家庭的な甘辛さがあり、ブリやサバといった青魚の煮付けに抜群の相性を誇ります。水1:タレ1で割るだけで、ご飯がどんどん進むコクのある仕上がりになります。
創味 すき焼きのタレ:
本醸造醤油に鰹節や昆布の濃厚な一番出汁を効かせた、リッチで上品な風味が特徴です。金目鯛、カレイ、鯛のあら炊きなど、出汁の香りを前面に出したい白身魚の煮付けに最適です。本格的な和食店の味を再現したい場合に向いています。
万が一、完成した煮魚が「甘すぎる」と感じたときの対処法も知っておくと安心です。すき焼きのタレは砂糖やみりんが多めに配合されているため、甘口が苦手な場合は以下の方法で即座にリカバリーできます。
- 醤油を一回し(小さじ1〜2)足す:塩気と香ばしさを補い、味を引き締める。
- 料理酒または水で薄める:煮汁が煮詰まりすぎた場合、酒を大さじ1〜2加えて軽く煮直す。
- 生姜を増量するか一味唐辛子・山椒を振る:薬味の刺激で甘さのキレを良くする。