高校受験において最初の指標となる都立上水高校の偏差値は、大手模擬試験(Vもぎ・Wもぎなど)の合格可能性60%基準値でおよそ51〜53に位置しています。多摩地区の都立高校群においては、昭和高校や東大和南高校を上位に見据えつつ、東大和高校や武蔵村山高校からのステップアップを狙う受験者層が厚く集まる、極めて堅実なポジションです。
都立入試の合否を左右する調査書点(内申点)について、学力検査と調査書の比率が「7対3」となった現行制度でのリアルなボーダーラインを整理します。一般選抜(学力検査)において、換算内申(65点満点)の安全圏の目安は43〜46程度です。教科別で見ると、主要5教科ですべて「3」が並ぶ状態ではややビハインドとなり、実技4教科のうち少なくとも2〜3教科で「4」を獲得しておくことが精神的なアドバンテージにつながります。
学力検査当日の得点目安としては、5教科合計で330点〜350点(1教科あたり66〜70点)を安定して確保できるかどうかが安全圏への分水嶺となります。共通問題校であるため、難問奇問に対策を割くよりも、都立入試の過去問や標準的な予想問題集を用いて各大問の「問1・問2」を確実にノーミスで仕留める徹底力が求められます。