ロンドン市街で新一を追い詰めた蘭は、新一が何かを隠して自分を避けていると感じ、「ラヴはインフレーションじゃなくてゼロなんだから!」とテニスのスコアに例えて感情を吐露します。探偵として人の心など分からないと思い詰める蘭に対し、新一が返した言葉こそが、ファンを震わせた名言でした。
新一は蘭の腕を強く引き止め、真剣な眼差しでこう言い放ちます。
「厄介なんだよオメーは!オメーは厄介な難事件なんだよ!余計な感情が入りまくって、たとえオレがホームズでも解くのは無理だろーぜ!好きな女の心を…正確に読み取るなんてことはな!!」
感情論を嫌い論理的思考を重んじる名探偵が、唯一ロジックで割り切れない自身の「恋心」をストレートに認めた瞬間でした。さらに続けて放った「ゼロはすべての始まり」という言葉が、傷ついていた蘭の心を優しく解きほぐしていきます。