猫擬人化イラストを巡るトラブルとして、クリエイターや発注者が最も陥りやすいのが猫擬人化のフリー素材や商用利用に関する法的・倫理的な誤解です。
ネット上には「猫の擬人化は古典的なパブリックドメインの手法だから、どんなデザインでも自由に商用利用できる」という誤った言説が散見されます。しかし、特定の有名キャラクターの意匠(衣装の配色パターン、特徴的なアクセサリーの組み合わせ、独自の固有設定)を模倣した場合、当然ながら著作権侵害や不正競争防止法違反のリスクを負うことになります。
さらに、昨今の画像生成AI普及に伴い、フリー素材サイトにおいて「AI生成された猫擬人化イラスト」が商用可能として配布されているケースが増加しています。しかし、プラットフォームによってはAI学習元に起因する権利侵害の懸念から、企業案件でのAI素材利用を厳格に禁じている事例が少なくありません。フリー素材を活用する際は、「商用利用時のクレジット表記義務」「改変の可否」「AI生成物の取り扱いポリシー」を必ず利用規約の一次ソースで確認するリテラシーが求められます。