樹脂粘土初心者向け使い方において、最初の成形段階でつまずく最大の要因は「手の熱による乾燥」と「練り不足」です。樹脂粘土は空気に触れた瞬間から硬化が始まります。作業前にベビーオイルやハンドクリームをごく微量だけ手のひらに馴染ませておくと、粘土の付着を防ぎ、表面を滑らかに保ちやすくなります。
ミニチュアフード作り方では、パンやスイーツの質感を出すために「歯ブラシでの叩き込み」や「七本針による引っ掻き」といったテクスチャー付けを行います。このとき、粘土の表面が乾燥し始めていると毛羽立ちの原因になるため、手早く成形してテクスチャーを入れるスピード感が求められます。
また、ピアスやキーホルダーなどの樹脂粘土アクセサリー加工を行う場合は、乾燥前の下処理が作品の寿命を左右します。ヒートンや9ピンを通す際は、金具の根元に少量の木工用ボンドまたは瞬間接着剤をつけてから差し込むことで、乾燥収縮時に粘土と金具が強固に密着し、使用中の抜け落ちを防ぐことができます。