通信キャリアのサポート現場やSNS上のコミュニティでは、日夜データ消費にまつわるトラブルや戸惑いの声が交わされています。実際の利用者のケースを検証すると、共通する典型的なシチュエーションが浮き彫りになります。
「自宅で光回線のWi-Fiルーターに接続していたはずが、ルーターのファームウェア不調で一時的に切断されており、丸一日テザリングや動画視聴をドコモのモバイル回線で行っていたことに月末の請求や速度制限で初めて気付いた」という事例は非常に多く見られます。端末画面右上のWi-Fiピクトが消えていることに気付かず、意図しないギガ消費を起こしてしまうパターンです。
また、家族で回線を束ねている家庭では、「子どものスマートフォンが深夜にオンラインゲームの大型アップデートをモバイル回線経由で自動ダウンロードしてしまい、グループ全体のパケットや共有枠を一晩で使い果たしてしまった」という相談も後を絶ちません。現代のスマートフォン向け大型タイトルは1回のパッチ配信で数ギガバイトから十数ギガバイトに達することも珍しくなく、適切な設定を行っていなければ一瞬でデータ枠が枯渇する危険性を孕んでいます。