大師山清大寺の見どころは、何と言っても建築・彫刻の圧倒的なスケール感にあります。参道から境内へ足を踏み入れると、現実離れした光景が次々と目の前に広がります。
① 越前大仏(大華厳寺大仏本尊)
大仏殿(大講堂)の内部に鎮座する本尊「毘盧舎那仏」は、座高17.0メートルを誇り、奈良の東大寺大仏(約15メートル)を上回る規模です。その両脇には脇侍仏や菩薩像が整然と立ち並び、天井近くまで広がる空間美が訪れる者を圧倒します。
② 壁一面を埋め尽くす1,281体の石仏・木仏
大仏殿の壁面全体には、グリッド状に区切られた空間に計1,281体もの小仏が整然と祀られています。整然と並ぶ仏像の姿は、幾何学的な美しさと荘厳さを兼ね備えており、足を踏み入れた瞬間に息をのむような視覚的インパクトを与えます。
③ 京都東寺を超える高さ「日本一の五重塔」
境内にそびえ立つ鉄骨鉄筋コンクリート造の五重塔は、高さ75メートル。木造で日本一とされる京都・東寺の五重塔(約55メートル)をはるかに凌駕する高さを持ちます。エレベーターで最上階の展望室へ上がれば、勝山市街や白山連峰の大パノラマを一望できます。
その他にも、巨大な金剛力士像が守る「大門」や、京都の名園を模して造られた広大な日本庭園など、歩くごとに異なる表情を見せる造形美は一見の価値があります。