佳子内親王の私生活に対する関心が過熱した原点には、2010年代半ばの「フィーバー」があります。特に学習院大学からICUへ転学された2015年前後は、公務以外の「素顔」に対するメディアの追跡が最も激しい時期でした。
当時報じられた私服ファッションは、ファストファッションを上手に取り入れた親しみやすいスタイルでありながら、皇族としての従来のイメージを塗り替える新鮮さがありました。ダンス発表会で見せた本格的なヒップホップダンスの衣装写真も、自己表現を大切にする現代的な若者像として受け止められた一方で、過激な見出しを好むメディアによって消費されてしまった経緯があります。
ネットの反応を見ても、当時は批判的な声と「自然体で素敵」「同年代として共感できる」という賛同の声が二分していましたが、現在では自らの意志を持ち公務に励まれる姿と相まって、前向きに評価する声が圧倒的多数を占めています。