新ビオフェルミンSを服用した直後から数日間にわたり、お腹の張りやおならの増加を自覚する背景には、腸内細菌の代謝活動が大きく関わっています。配合されている主成分は、ビフィズス菌、フェーカリス菌、アシドフィルス菌という3種の乳酸菌です。これらの生菌が腸に届くと、腸内に残存する糖質や食物繊維をエサにして盛んに発酵活動を開始します。
この発酵プロセスの副産物として、短鎖脂肪酸とともに水素ガスや二酸化炭素などの生体ガスが一時的に生成されます。これが、ビオフェルミンの乳酸菌によるガス発生の正体です。特に普段から悪玉菌が多く腸内環境が乱れていた人ほど、善玉菌の急激な流入によって腸内フローラのパワーバランスが激変し、ガス産生が活発化しやすい傾向にあります。
また、乳酸菌が産生する乳酸や酢酸によって腸内が酸性に傾くと、刺激を受けた腸管の蠕動(ぜんどう)運動が活発になります。停滞していた便やガスが腸内を移動し始めるため、物理的な圧迫感や「おならが頻繁に出る」という自覚症状として現れるわけです。