猫のシニア期は何歳から?7歳の壁と健康寿命を延ばす最新ケア

猫のシニア期は何歳から?7歳の壁と健康寿命を延ばす最新ケア

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インターネット上やSNSでは「シニアフードは太りやすくなってから与えればよい」「食欲があるうちは健康診断は不要」といった誤った言説が散見されます。しかし、臨床現場のデータはこれらを明確に否定しています。

最大のリスクは、腎臓機能の不可逆的な喪失です。猫の死因上位に君臨する慢性腎臓病は、腎機能の約70〜75%が破壊されるまで明らかな臨床症状(多飲多尿や体重減少)が出にくい特徴を持っています。「元気そうに見えるから問題ない」という過信こそが、発見の遅れを招く最大の要因です。

また、猫シニアフード切り替え時期に関しても誤解が存在します。7歳を迎えたからといって即日全量をシニア食へ変更すると、警戒心の強い猫は強いストレスを感じて絶食状態に陥り、肝リピドーシスを引き起こす危険があります。従来のフードに1割ずつ混ぜ、10日から2週間ほどかけて緩やかに移行させるのが鉄則です。

山田 真由
著者

山田 真由

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