作成したバーコードを現場へ投入する前に、バーコードリーダー読取確認を徹底することは品質管理の生命線です。テスト段階でスキャンできたとしても、プリンターの機種や用紙の質感によって読み取り精度は劇的に変動します。
編集部が印刷テストを実施した検証結果によると、一般的なインクジェットプリンターで普通紙に印刷した場合、インクが繊維に沿って滲み、細バーの幅が最大15〜25%太る現象が確認されました。これにより、バーとスペースの比率が崩れ、読み取りエラーの原因となります。商用ラベルを自社出力する場合は、インクの滲みが極めて少ない熱転写式サーマルプリンターまたは600dpi以上の解像度を持つレーザープリンターの導入が強く推奨されます。
また、現場での検証には専用の「バーコード検証器(ベリファイア)」を使用するのが理想ですが、簡易的な確認であれば、赤色LED式と2次元イメージャー式の双方の実機リーダーを用意し、角度を30度ほど傾けた状態や、手ブレが発生した状態でも瞬時に認識できるかストレステストを行うべきです。