国内の青果市場において、株式会社ドールのバナナは確固たるプレミアムポジションを確立しています。その象徴が、標高500メートル以上の高地でじっくりと時間をかけて育成されたスウィーティオバナナです。濃厚な甘みとコクを武器に、一般的な普及品との差別化に成功しました。
さらに現在、株式会社ドールの業績・売上を語る上で欠かせないのが、SDGs戦略を具現化した「もったいないバナナ」プロジェクトです。生産・輸送過程で生じる規格外バナナや皮のキズなど、品質には問題がないにもかかわらず廃棄されていたバナナを救出・商品化するこの取り組みは、飲料メーカーや製菓会社とのコラボレーションを次々と生み出しています。
青果物の輸入販売は為替相場や海上運賃、産地の天候リスクに左右されやすい側面を持ちますが、同社は加工用原料としての販路拡大や高付加価値化を進めることで、安定した収益構造の構築に成功しています。