三木大雲氏にまつわる数々のエピソードの中でも、特に世間の耳目を集めるのが「億単位の宝くじ当選」にまつわる真偽です。ネット上では「都市伝説ではないか」「話題作りの誇張ではないか」と疑う声も少なくありませんが、この当選劇は本人の告白および複数のメディア取材によって詳細な事実関係が公表されています。
発端は、大黒天や虚空蔵菩薩にまつわる奇妙な夢のお告げと、偶然出会った霊峰の行者からの助言でした。指示された方角と数字に従って購入したスクラッチや連番の宝くじが次々と当選し、宝くじ当選の総額は1億5000万円以上に達したとされています。
注目すべきは、当選金の使途です。一般的に大金を手にした当選者の多くが私生活の浪費や人間関係の破綻に陥ると言われる中、三木氏は当選金を一切私的な贅沢に使いませんでした。全額を雨漏りで倒壊寸前だった蓮久寺の屋根改修、本堂の修復、信徒のための設備投資に注ぎ込んだのです。「お金はエネルギーであり、私物化すれば悪業となる」という仏教的規律を自ら体現したこの行動こそが、怪しさを払拭し信憑性を決定づける根拠となっています。