立川恵先生による原作コミックス(全7巻)と、トムス・エンタテインメント制作によるテレビアニメ(全43話)を比較すると、ストーリーや設定においていくつかの決定的な違いが存在します。
ファンにとって最大の相違点として知られるのが、芽美の相棒であるハリネズミ・ルビィの運命です。原作漫画では、終盤のシリアスな展開の中で芽美を庇うような形で命を落としてしまうという、読者に深い悲しみを与えるシビアな描写がなされました。対照的に、夕方アニメとしての配慮や後味の良さを重視したアニメ版では、ルビィは命を落とすことなく無事に生存し、ラストまで芽美たちのそばで愛らしい姿を見せ続けています。
また、アニメ版を語る上で欠かせないのが、オリジナルキャラクターである占い少女・仙道真珠の存在です。ローズマリーの養女として登場した真珠は、水晶占いと催眠術を駆使してアスカJr.に急接近し、芽美とアスカJr.の恋路に強烈な波乱を巻き起こしました。原作のスマートな展開に比べ、アニメ版は学園ラブコメやサスペンスの起伏が大幅にボリュームアップされており、両者を見比べることで異なる魅力を味わえます。