こうした手動切り替えの煩わしさや切り替え忘れを防ぐべく、技術革新が進んでいる。
近年、先進的な車両に急速に搭載が進んでいるのがアダプティブハイビームシステム(ADB)だ。フロントガラスに設置されたカメラが対向車や先行車のライト、街灯の有無を瞬時に検知し、LEDの照射範囲をブロック単位で細かく部分消灯制御する。これにより、相手ドライバーを眩惑させることなく、それ以外のエリアにはハイビームの明るい光を照射し続けることが可能となった。
自動車WebメディアのCar Watchなどでも特集されているように、現在の自動車産業における先進安全装備の開発競争はめざましい。単なる自動ハイビーム(AHB)から、より高精度なADBへと移行が進むことで、夜間視界の確保と他者への配慮がハイレベルで両立されつつある。