「見た目のインパクトが強烈すぎて箸が進まない」という初見の反応とは裏腹に、実際に口にした実食者の多くが口を揃えるのは「驚くほどクセがなく、上品で美味しい」という評価です。
ウーパールーパー(正式和名:メキシコサラマンダー)の肉質は、両生類特有のきめ細やかさを備えています。油でじっくりと揚げられた唐揚げは、衣の香ばしさの奥に淡白で雑味のない白身が隠れており、味わいとしては「カレイやタラの白身魚」と「鶏のササミやフグ」の中間に位置づけられます。臭みや泥臭さは養殖環境の徹底によりほぼ皆無です。
実食において最も印象的なのはその「多重構造の食感」です。外側の皮下組織には豊富なゼラチン質(コラーゲン)が含まれており、噛み締めた瞬間にぷるぷるとした弾力が広がります。さらに骨自体が非常に柔らかい軟骨状であるため、頭から尻尾、小さな手足の先まで丸ごと咀嚼可能で、小気味よいポリポリとしたクリスピー感がアクセントとなります。