Q1:夏みかんの皮の苦味がどうしても抜けない時はどうすればいいですか?
A1:茹でこぼしの回数をもう1回増やし、合計4回茹でた上で、冷水にさらす時間を半日(途中で何度か水を替える)程度まで延ばしてください。ただし、完全に苦味を抜きすぎると夏みかん特有の風味が失われるため、皮を少し口に含んで好みの苦味になった段階で調理に進むのがベストです。
Q2:砂糖の割合を50%以下に減らして甘さ控えめで作っても問題ありませんか?
A2:糖度を下げすぎるとペクチンのゲル化が弱くなり、固まらずサラサラの仕上がりになるリスクが高まります。また防腐性が著しく低下するため、常温での長期保存ができません。もし低糖度で作る場合は、市販のペクチンを添加し、完成後は小分けにして冷凍保存するか、冷蔵保存で1週間以内に消費してください。
Q3:煮詰め終えたジャムのとろみがゆるい気がしますが、冷やすと固まりますか?
A3:ペクチンは冷えることで結合が強まり固まる性質があるため、粗熱が取れて冷蔵庫で冷やすと一段階硬くなります。見極めには前述の「冷水プレートテスト」を活用し、冷えた状態で適度なとろみがあれば加熱をストップしてください。
Q4:栗原はるみさんのレシピで種をお茶パックに入れて煮る理由はなぜですか?
A4:柑橘類の種には天然のペクチンが極めて高濃度に含まれているためです。お茶パックに入れて一緒に煮出すことで、添加物を使わずに自然なとろみを引き出し、後から種だけを簡単に取り除くことができます。