水揚げされたばかりの駿河湾の幸が集まる沼津港は、休日ごとに多くの観光客を集める。しかし、港周辺の散策や食の体験も、当日の気象条件によって体感価値が大きく変化する。強い海風が吹きつける日は、潮風の影響で体感温度が実気温より低く感じられやすい。
一方、沼津からの富士山の眺望は、大気中の水蒸気量に激しく左右される。空気が乾燥する時期の晴天日は、駿河湾越しに雪化粧した山肌がくっきりと浮かび上がる。しかし夏場は海蒸気が発生しやすいため、午前中の早い時間帯を逃すと山頂周辺はすぐに雲に覆われてしまう。現地の観光業関係者も、富士山を綺麗に捉えるなら早朝の冷え込みが残る時間帯を強く推奨している。