トリミングから2〜3週間が経過すると、毛先が伸びて全体的にボサつき始めます。この「伸びかけ期」を美しく乗り切るための日常ケアが、愛犬の可愛さを長く保つ鍵となります。
日々のケアで最も重要なのは、スリッカーブラシとコームの正しい併用です。スリッカーで表面だけでなく毛の根元から空気を含ませるように優しくブラッシングし、仕上げに金櫛(コーム)を通して引っかかりがないかを確認します。特にマズル周りは食事や飲水で汚れやすいため、食後にウェットティッシュや専用ローションで拭き取った後、コームで毛流れを整えるだけで丸いシルエットが復元します。
目元の毛が伸びて視界を遮り始めた場合は、飼い主自身がハサミで切ろうとせず、トップの毛を小さなゴムで結ぶ「トップノット風アレンジ」を施すか、サロンの部分カットサービスを利用するのが安全です。家庭用のハサミで顔周りをカットしようとして愛犬が急に動き、怪我を負わせてしまう事故はトリミング業界でも頻繁に警告されています。