『ラブライブ!』におけるμ'sの創設メンバーであり、グループの活動を裏表から支え続けた園田海未。彼女の基本スペックを振り返ると、徹底して「伝統的な日本女性の美徳」を体現する設定で構築されていることが分かります。
園田海未の基本プロフィールは、音ノ木坂学院の高校2年生(物語開始時)。誕生日は3月15日、血液型はA型、身長は159cm。実家は古くから続く日本舞踊の家元であり、自身も日舞の稽古に励む傍ら、学校では弓道部に籍を置いて全国レベルの腕前を誇ります。幼馴染である高坂穂乃果、南ことりとは幼少期からの深い絆で結ばれており、暴走しがちな穂乃果の手綱を引くストッパー役として物語の起点を作りました。
では、なぜ彼女はこれほどまでに愛されるのでしょうか。園田海未がかわいい理由としてファンや批評家が口を揃えるのは、その徹底した「ギャップ構造」にあります。平時は礼儀正しく落ち着いた敬語を話し、自分にも他者にも厳しい規律を求めますが、ひとたび想定外の事態に直面すると、その防壁は音を立てて崩れ去ります。ミニスカートのアイドル衣装を前にして「破廉恥です!」と顔を真っ赤にして絶叫する純情さ、トランプのババ抜きで見せるあからさまなポーカーフェイスの崩壊など、真面目一筋だからこそ生まれる無防備な可愛らしさが、受け手に強烈なカタルシスを与えているのです。