家計の味方である鶏むね肉は、高たんぱく・低脂質で夕飯の節約レシピとして不動の人気を誇りますが、加熱しすぎると水分が抜けてパサつきやすいのが難点です。しかし、2つの簡単なコツを押さえるだけで、驚くほどしっとり柔らかく焼き上がります。
第一のコツは「肉の繊維を断ち切るそぎ切り」です。鶏むね肉は部位によって繊維の向きが異なっているため、繊維の流れをよく観察し、包丁を斜めに寝かせて繊維を断つように一口大に切ります。第二のコツは「保水コーティング」です。切った肉に砂糖少々と塩、酒を揉み込み、最後に片栗粉を薄くまぶすことで、肉汁を閉じ込めるバリアを作ります。
シンプルな塩コショウ焼きにする場合、焼き時間は中火で片面約2分、裏返してフタをして弱火で2分蒸し焼きにするのがベストです。火を止めた後、余熱で1分ほど落ち着かせることで、肉の中心まで均一にしっとりとした熱が通り、極上の柔らかさを堪能できます。