靴の構造は、複雑に見えても根幹となるフレームワークは明確です。靴全体は、足の甲側を覆う上部構造のアッパー(Upper / 甲被)と、地面に接して衝撃を吸収する下部構造のソール(Sole / 靴底)の2つに大別されます。靴の部位名称一覧を把握する際は、まずこの境界線を基準に整理すると理解がスムーズです。
アッパーは足のホールド感、通気性、デザイン性を司り、ソールはクッション性、グリップ力、歩行時の推進力を担っています。この2つの基本ブロックが組み合わさることで、一足の靴として機能します。
代表的な部位名称をカテゴリ別に整理した概要は以下の通りです。
- アッパー系パーツ:トゥキャップ(つま先)、ヴァンプ(甲)、シュータン(ベロ)、アイレット(ハトメ)、レース(靴紐)、クォーター(腰革)、ヒールカウンター(月型芯)、トップライン(履き口)
- ソール系パーツ:インソール(中敷き/中底)、ミッドソール(中間層)、アウトソール(本底)、ウェルト(細革)、シャンク(芯材)、トップリフト(かかとゴム/化粧)