「岩本照さんの髪型にしてください」と美容室で伝えるのは少し気恥ずかしいという方も多いはずです。また、言葉のニュアンスの違いによって「思っていたより短くなりすぎた」「ただの角刈りになってしまった」という失敗談も散見されます。サロンの現場でスタイリストに正確な意図を伝えるためのオーダー手順を整理しました。
スタイリストへの具体的な指定ポイントは以下の3点に集約されます。
1. サイドとバックの刈り上げ設定:
「サイドはツーブロックで、内側を3mmから6mmのグラデーションで刈り上げてください」と伝えます。白く地肌が透けすぎるのを避けたい場合は6mm、岩本照らしいエッジを強調したい場合は3mm〜4.5mmが最適です。バックは頭の丸みに合わせて自然につなげる刈り上げ(テーパーフェード)を指定すると後頭部の形が綺麗に見えます。
2. トップの長さと毛量調整:
「トップは立たせるだけでなく、後ろや斜めに流せるように指2本分半〜3本分(約5〜7cm)残してください」とオーダーします。ここでトップを短く切りすぎるとスポーツ刈りに見えてしまうため、立ち上がりと毛流れの両方が作れる長さをキープすることが決定打となります。また、梳きすぎると束感が散らかるため「根元の毛量を減らし、毛先には適度な重みを残してほしい」と付け加えましょう。
3. ハチ回りのタイトな処理:
日本人の骨格で最も膨らみやすい「ハチ張り(頭の側面上部の角)」部分のボリュームを徹底的に削ってもらうことが必須です。「ハチが張って頭が四角く見えないよう、タイトに抑えられるカットラインにしてください」と伝えることで、岩本照のようなシャープな逆三角形のシルエットが完成します。