Q1:初穂料と玉串料(たまぐしりょう)に違いはありますか?お宮参りにはどちらを使ってもよいですか?
A1:どちらを用いてもマナー違反にはなりませんが、お宮参りには「初穂料」と書くのが最も一般的です。初穂料は「収穫への感謝」に由来するため慶事に広く用いられます。一方、玉串料は神前に捧げる玉串の代わりに納めるもので、慶事・弔事の双方に使えます。ただし、お寺でお宮参り(初参り)を行う場合は神社ではないため、表書きは「御布施(おふせ)」または「御祈祷料」となります。
Q2:双子や兄弟を同時にお宮参り・ご祈祷してもらう場合、初穂料は2倍必要ですか?のし袋は分けますか?
A2:双子や上の子と一緒にお宮参りのご祈祷を受ける場合、初穂料は「2人分(例:5,000円×2=10,000円、または10,000円×2=20,000円)」を包むのが通例です。神札や授与品がお子様1人ずつに用意されるためです。のし袋は1つにまとめて問題ありません。その場合、表書きの下段中央に右から順に「第1子の名前」「第2子の名前」と並べてフルネームで記載します。
Q3:当日うっかりのし袋を忘れてしまいました。財布から現金をそのまま出しても受付してもらえますか?
A3:神社側で断られることは原則ありませんが、無作法な印象を与えてしまいます。多くの神社の社務所や祈祷受付所では、のし袋や白封筒を常備・提供しているか、境内の売店や近くのコンビニエンスストアで購入可能です。現金を手渡しする前に「封筒をお借りできますか」と申し出るか、速やかに白封筒を用意して包み直してから受付に臨むのがスマートな大人のマナーです。
Q4:祖父母から「初穂料用」として現金を渡された場合、お宮参りの内祝い(お返し)は必要ですか?
A4:お宮参りの初穂料や衣装代として祖父母から受け取った金銭支援に対しては、品物でのお返し(内祝い)は基本的に不要とされています。その代わり、参拝後に両家を招いて温かい食事会を開くことや、フォトスタジオ・出張撮影で撮った赤ちゃんの記念写真を上質な台紙やアルバムに仕立ててプレゼントすることが、何よりの感謝の返礼となります。