テレビアニメシリーズは、第1期(2013年)、第2期『りぴーと』(2015年)、劇場版『ばけーしょん』(2018年)を経て、2026年1月から3月にかけて第3期『のんのんびより のんすとっぷ』が放送されました。
アニメ3期第12話(最終回)「また桜が咲いた」は、原作ファンにとっても屈指の名エピソードとして語り継がれています。物語の終盤、春の訪れとともに旭丘分校の桜が満開となるなか、新入生として駐在所の娘・しおりが小学校に入学してきます。そこで最年少だった宮内れんげが、新入生の手を優しく引きながら放った決定的な一言が視聴者の涙を誘いました。
「うち、宮内れんげ。小学2年生なん!」
それまで「小学1年生」として無邪気に世界を観察していたれんちょんが、後輩を迎え入れ、確かなお姉さんとして一歩を踏み出す瞬間でした。時間が止まった箱庭ではなく、少しずつ流れる時間の中で子どもたちが成長していく姿を提示したこのラストシーンは、日常系アニメの歴史においても極めて完成度の高い最終回と評価されています。