第一生命陸上部を語るうえで欠かせない存在が、長年チームを率いてきた山下佐知子氏です。1991年東京世界陸上女子マラソンの銀メダリストである山下氏は、監督就任以降、科学的根拠に基づいたコンディショニングと自立心を育てる指導を徹底してきました。
尾崎好美選手を2009年ベルリン世界陸上銀メダル、ロンドン五輪代表へと導くなど、数多くの名ランナーを世に送り出した実績は実業団界屈指です。近年は体制の若返りと指導の分業化が進み、監督・コーチ陣の連携を深めた2026年の新体制へと進化を遂げました。
個々の選手の骨格や走行フォームに合わせたパーソナライズメニューを導入し、怪我のリスクを最小限に抑えながらピークを駅伝本番や主要マラソンに合わせる緻密なアプローチが機能しています。