日常会話では親しみを示す言葉ですが、ビジネスシーンでの使用には細心の注意を払わなければなりません。特に上司や先輩などの目上の人、あるいは取引先や顧客に対して使うのは避けるのがマナーとされています。
その理由は大きく2点あります。第1に、「遠慮がいらない相手」という意味そのものが、敬意を払うべき相手に対して使うにはフランクすぎ、「礼儀を欠いている」と受け取られるリスクがあるためです。第2に、相手が「信用できない」という誤用の方で覚えている場合、「取引先から警戒されている」と致命的な誤解を招く危険性があるためです。
たとえどれほど親しく接してくれる上司やクライアントであっても、「〇〇部長は気の置けない方です」などと表現するのは避け、ビジネスに相応しい丁寧な表現を選択するのが賢明です。