現在、中古市場で最も熱い視線を集めているジャンルのひとつが、往年の名作IPだ。巨匠・鳥山明氏が生み出した『ドラゴンボール』関連の初期グッズやヴィンテージカードは、世界のコレクター市場で留まることを知らぬ価格上昇を見せている。
さらに見逃せないのが、80年代から90年代のレトロゲームソフトの急騰だ。かつては数百円で転がっていたファミコンやスーパーファミコンの箱付き・取扱説明書付き完品が、今や数万円から数十万円で取引されるケースも珍しくない。この背景には、Netflixなどの動画配信プラットフォームを通じて往年の日本アニメやゲーム文化に触れた海外ファンの増加がある。現地を訪れて直接現物を買い求める外国人観光客や代理購入業者の動きが、店舗の買取価格をさらに押し上げる要因となっている。