かつて週末になると県内外から多くのゴルファーが詰めかけた肥後サンバレーカントリークラブですが、肥後サンバレーカントリークラブの現在は完全閉鎖されており、コースとしての営業再開の可能性は完全に断たれています。現地の敷地は立ち入りが制限され、管理用のフェンスやバリケードが設置されています。
閉鎖後の広大な跡地利用として進められたのが、肥後サンバレー跡地の太陽光発電(メガソーラー)転用計画です。起伏に富んだ丘陵地と日照条件の良さに着目した発電事業者が跡地の一部を取得・賃借し、広大な斜面にソーラーパネルが設置される形へと景観が一変しました。かつて美しいベントグリーンやフェアウェイが広がっていた景観は、エネルギー生産拠点および自然の山林へと姿を変えています。
クラブハウスなどの建造物は長年の風雨により劣化が進み、かつて温泉旅館のような佇まいで来場者を迎えた贅沢なエントランスも、現在はその役目を終えています。名門リゾートコースの面影は、周辺の航空写真や道路沿いのわずかな遺構に残るのみとなっています。