この歴史的名作を生み出した背景には、制作を手掛けたフジテレビと共同テレビジョンによる綿密かつ大胆な制作戦略があった。当時のテレビドラマ界において、学園ものは視聴率を取るのが難しいと囁かれ始めていた時期でもあった。しかしプロデューサー陣は、従来の学園ドラマの枠組みを根底から覆すポップでテンポの良い演出スタイルを提示した。
まだ全国区の知名度に達していなかったオーディション段階の新人たちを思い切って抜擢し、それぞれの個性を役にフィードバックさせる手法をとった。制作陣の卓越した先見の明と、共同テレビジョンならではの細部までこだわり抜いた映像美が融合したことで、画面のどこを切り取っても圧倒的な華やかさが漂う前代未聞の映像世界が完成したのである。