本来の主戦場である総合格闘技(MMA)で頂点を極めてきた朝倉未来にとって、ボクシングルールでの戦いは極めて過酷なチャレンジだ。前回はメイウェザーの圧倒的な打撃技術の前に沈んだが、今回はルールの細部に対する緻密な交渉が進行している。
対戦形式はエキシビションボクシングの枠組みを踏襲しつつも、グローブのオンス数やラウンド数、リバウンド制限(計量後の体重増加幅)など、朝倉側に少しでも勝機を見出すための条件闘争が繰り広げられている。無敗のボクシング王者に一報を報いることができるのか。肉体と戦略の死闘はすでに始まっている。