長年愛されるグルメ漫画『クッキングパパ』でも、揚げ物の技術や工夫は度々テーマとして取り上げられてきた。プロの料理人が明かす美味しい揚げ分けのコツは、水分のコントロールと揚げ油の温度調整にある。
竜田揚げをサクッと香ばしく仕上げるには、タレに漬け込んだ後の水分をしっかり拭き取ることが不可欠だ。濡れたまま片栗粉を付けると衣が重くなり、べたつきの原因となる。しっかりと汁気を切った肉に片栗粉を薄く均一にまぶし、180度の高温で一気に揚げることで、外はカリッと中はジューシーな理想の食感が生まれる。唐揚げの場合は、二段揚げ(低温でじっくり火を通した後に高温で二度揚げする手法)を取り入れることで、衣のサクサク感とお肉の柔らかさを両立させることができる。