日本とイタリアの関係は、メローニ政権下で「歴史上最も緊密な時代」を迎えています。2023年1月に首脳会談において両国関係を「戦略的パートナーシップ」へと格上げして以降、外交・安全保障・経済の各分野で具体的な協調が進展しています。
その象徴が、日本・イギリス・イタリアの3カ国による次世代戦闘機の共同開発計画「GCAP(Global Combat Air Programme)」です。2035年までの配備を目指すこの巨大プロジェクトにおいて、イタリアは航空宇宙産業大手のレオナルド社を中心に中核的な役割を担っています。
さらに、イタリア海軍の最新鋭空母「カヴール」やフリゲート艦の日本寄港、自衛隊との共同訓練の実施など、自由で開かれたインド太平洋(FOIP)への関与を強化。地中海国家でありながら東アジアの安全保障環境にもコミットする姿勢を示しており、日本にとって欧州における不可欠なパートナーとしての重みを増しています。