チャンピオンシップに関して一般ファンの間で意外と知られていないのが、勝者に支払われる莫大な経済的対価とクラブ経営へのインパクトです。ネット上では「国内バスケの賞金はまだプロ野球やJリーグに及ばないのではないか」という古い先入観が語られることもありますが、実態は大きく異なります。
公式発表資料に基づくBリーグチャンピオンシップ賞金詳細まとめを確認すると、その規模はアジアのインドアプロスポーツ界でも屈指の水準に達しています。
賞金5,000万円という額面以上にクラブにとって計り知れない価値を持つのが、優勝クラブに付随する「東アジアスーパーリーグ(EASL)」への出場権や、将来の「B.LEAGUE PREMIER(Bプレミア)」環境下における圧倒的なブランドプレゼンスです。トップスポンサー各社からのインセンティブボーナスや、記念グッズの爆発的な販売益を合算すると、優勝がもたらす直接的・間接的な経済効果は数億円規模に膨れ上がります。選手たちにとっては名誉だけでなく、次期契約更改における年俸跳ね上がりの決定打となるため、コート上で繰り広げられる激突にはプロアスリートとしての全人生が投影されているのです。