世間の誤解がある一方で、現場のボランティアスタッフが一部の利用者の振る舞いに頭を抱えているのも紛れもない事実です。善意で成り立つ活動を「無料のファミレス」と履き違えた迷惑客の行動が、スタッフの心をすり減らしています。
現場から報告される具体的なトラブル事例には、次のようなものがあります。
・無料提供を当然とする態度:「子ども向けメニューの味が薄い」「もっと肉を増やしてほしい」といった理不尽なクレームをつける。
・大量の無断キャンセル:食材を準備して待っているにもかかわらず連絡なしで来訪せず、貴重な支援食材を廃棄せざるを得なくなる。
・無理な持ち帰り要求:衛生管理上禁止している生ものや調理済み食品を「来られなかった家族の分もタッパーに詰めろ」と強要する。
・育児の丸投げと放置:食堂に子どもを預けたまま保護者が買い物やパチンコに出かけ、終了時間を過ぎても迎えに来ない。
無償で調理や会場設営に汗を流すボランティアにとって、「ごちそうさま」「ありがとう」の一言すらない利用者の態度は、活動継続の意欲を大きく削ぐ要因となっています。