突発的な災害情報に直面した際、人間の心理には2つの相反する認知バイアスが働きます。1つは「自分だけは大丈夫だろう」と避難行動を遅らせる「正常性バイアス」、もう1つは不安から刺激的な陰謀論や未確認のデマを信じ込んで拡散してしまう「危機増幅バイアス」です。
国境を越えた災害リスクと向き合うにあたり、利用者は自身の目的や状況に応じて情報ツールを明確に使い分けるべきです。
【信頼すべき公式ツールの積極的活用が向いている人】
・海外に家族や取引先を抱えるビジネスパーソン・留学生
・太平洋沿岸部に居住し、遠地津波の警報を最速で生活防衛に直結させたい人
・USGS公式アプリ、EMSC「LastQuake」、NHK防災アプリ、特務機関NERV防災などの一次発信元を登録し、通知の閾値を「M6.0以上」等に適切に設定できる人
【SNSのリアルタイム検索のみに依存することを避けるべき人】
・インプレッション稼ぎのコピペアカウントや、過去の無関係な災害映像を再投稿するアカウントの真偽を瞬時に見抜けない人
・「巨大地震の前兆」「人工地震」といった科学的根拠のない煽り情報に強い不安やストレスを感じやすい人