複雑に見える毛束の重なりも、段階的な補助線を用いれば迷わず描くことが可能です。三つ編みイラストを簡単に、かつ破綻なく仕上げるためのプロ推奨ステップは以下の通りです。
まずは髪の流れを示す1本の「中心曲線(背骨)」を引き、その周囲に細長い円柱またはリボンを想定します。次に、その中心線に対して斜め45度の角度で交互に交差するガイドを等間隔に配置していきます。このとき、直線の交差ではなく、丸みを帯びたカプセル状のパーツが互い違いに重なるイメージを持つことが肝要です。
アタリから線画へと清書する際は、各パーツの外側の膨らみと、内側へ潜り込むラインの強弱を意識します。毛束が別の毛束の下に潜り込む接点には、少し強めの主線と小さな影のタッチを入れることで、一気に奥行きが際立ちます。自然な三つ編みイラストの描き方を身につける上では、最初から毛束の細かい毛筋を描き込まず、大まかなブロックの重なりを確定させてからディテールを足していく手順が最も失敗を防げます。