文末で驚きや強調、感動、命令などの感情を際立たせる約物のひとつが、エクスクラメーションマークです。日本語の文法用語では感嘆符、日常会話ではびっくりマークや「雨だれ」と呼ばれることもあります。英語圏では「bang(バン)」や「shriek(シュリーク)」といった俗称で表現されるケースも珍しくありません。
日本語のタイピング環境において注意したいのが、全角と半角の違いです。全角の感嘆符「!」は日本語の文字と同じ正方形(全角幅)のスペースを占有し、半角の感嘆符「!」はその半分の幅になります。原則として、日本語の文章を作成する際は全角を用い、英単語の並びやURL、プログラムコードを記述する際は半角を用いるのが標準的なタイピングルールです。
公用文や出版界の組版ルールでは、文章の途中で全角感嘆符を使った直後に次の文を続ける場合、「全角スペースを1文字分空ける」という慣例が存在します。これは文字同士が詰まって読みにくくなるのを防ぐための知恵であり、Webライティングや原稿作成でも重宝されている基本知識です。