テレビを購入する際、カタログに記載された「50インチ(型)」という対角線の数値だけで判断するのは極めて危険です。テレビの画面比率は基本的に「16:9」で統一されていますが、実際の設置可否を決めるのは画面の内寸ではなく、フレーム(ベゼル)やスタンドを含めた外形寸法だからです。
現在流通している狭額縁モデルの場合、50インチテレビの画面内寸は横幅約110.7cm、高さ約62.3cm、対角線約127.0cmとなっています。ここに数ミリから1cm程度の極細ベゼルが加わるため、本体の横幅はおおむね約111cm〜112cmに収まります。ただし、高さと奥行きはスタンドの形状によって大きく変動する点を見落としてはなりません。
テレビ台に設置する場合、見落としがちなのがスタンドの脚幅と奥行きです。左右両端にスタンド脚が配置されているセパレート型モデルの場合、テレビ本体幅とほぼ同等の設置幅がテレビ台天板に求められます。中央1本足のセンタースタンド型であれば幅の狭いラックにも乗りますが、前後の揺れに対する耐震ジェルや固定ベルトの設置スペースを確保しなければなりません。