Q1:専攻科を修了すると、履歴書や公的な手続きで「大学卒業(大卒)」と名乗れますか?
A1:学校教育法上の学歴区分は「専攻科修了」となりますが、大学改革支援・学位授与機構の審査を通過して「学士」を取得していれば、国家公務員採用試験や企業の採用基準において「大卒と同等(学士保有者)」として扱われます。履歴書には「専攻科修了」と「学士取得」を併記するのが最も正確で信頼性の高い書き方です。
Q2:専攻科から大学院を受験する際、出身大学による差別や不利な扱いはありますか?
A2:不利な扱いは一切ありません。国立大学院の入試は学力試験、TOEIC等の外部英語スコア、口頭試問、研究計画書によって公平に判定されます。むしろ高専専攻科生は学部生よりも実験経験や論文執筆の実績が豊富なケースが多く、研究室の教授陣から即戦力として高く評価され、東京大学や京都大学などの最難関大学院へ毎年多数合格しています。
Q3:高校の専攻科(看護科など)を出た場合の学歴と資格はどうなりますか?
A3:5年一貫教育の高校専攻科看護科を修了した場合、学歴は「高校専攻科修了」となります。20歳で看護師国家試験の受験資格が得られ、病院への就職時は短大・専門学校(3年制)卒と同等の給与テーブルで採用されるのが一般的です。学士が必要な場合は、就職後に通信制大学や認定専攻科等で取得するルートを選択します。
Q4:専攻科の入試難易度は、一般的な国公立大学編入試験と比べてどれくらいですか?
A4:在籍校の内部推薦を利用できる場合、一定の評定平均と面接・書類選考で決まるため、倍率1.0〜1.2倍程度と難易度は比較的穏やかです。他校や他大学から受ける学力選抜の場合は、専門工学・数学・英語などの筆記試験が課され、倍率は1.5〜3.0倍程度になります。国公立難関大編入(倍率5〜10倍超)に比べれば倍率は落ち着いていますが、専門分野の深い理解が問われます。