盛岡じゃじゃ麺の元祖「白龍本店」並ぶ価値はある?食べ方と混雑を解剖

盛岡じゃじゃ麺の元祖「白龍本店」並ぶ価値はある?食べ方と混雑を解剖

盛岡じゃじゃ麺の元祖「白龍本店」並ぶ価値はある?食べ方と混雑を解剖とはどのようなものなのか? 詳しい意味を丁寧に紐解いて紹介します。

盛岡市中心部、歴史情緒が漂う盛岡城跡公園(岩手公園)に隣接する桜山商店街。その鳥居のすぐ脇に店を構えるのが「白龍(パイロン)本店」です。盛岡冷麺、わんこそばと並び「盛岡三大麺」と称される盛岡じゃじゃ麺は、まさにこの店から産声を上げました。

創業者の高階貫勝氏が第二次世界大戦前に旧満州で口にした「炸醤麺(ジャージャーめん)」の味を忘れられず、戦後の盛岡の屋台で日本の気候や日本人の味覚に寄り添う形で試行錯誤を重ねたのが始まりとされています。中華の炸醤麺とは異なり、うどんを思わせるモッチリとした平打ちの茹で上げ麺を採用し、秘伝の黒練り味噌を合わせる独自のスタイルを確立しました。

屋台から桜山神社の門前へ拠点を移して以来、白龍本店は地元民のソウルフードとして、そして全国の旅人を魅了する名店として暖簾を守り続けています。カウンター席と小上がり席がぎっしりと詰まった店内には、長い年月をかけて染み付いた味噌と生姜の香りが漂い、足を踏み入れた瞬間から歴史の重みを感じさせます。

田中 結衣
著者

田中 結衣

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。