ウェブ上のレビューや知恵袋、各種SNSの投稿を網羅的にマイニングすると、中部日本自動車学校に対する多種多様な本音が浮かび上がってきます。ここで見落としてはならないのは、評価が二極化しているポイントの本質です。
まず、高評価を投じている受講生の声を見ていくと、「コースの広大さ」に対する賛辞が圧倒的多数を占めます。敷地面積が狭小な教習所では、路上に出る前の所内教習(第1段階)において、クランクやS字、坂道発進の順番待ちで渋滞が発生し、1時限あたりの実質走行距離が短くなりがちです。しかし、中部日本自動車学校は愛知県内有数の広さを誇るため、周囲を気にせず実際の道路に近いスピード感で伸び伸びと車線変更や右左折の練習が可能です。この点は「路上教習に出たときの恐怖心が格段に少なかった」という生の声に直結しています。
対照的に、低評価レビューの要因として挙げられているのが「システム管理の厳格さ」です。トヨタグループらしいシステマチックな時間管理・配車管理が徹底されている反面、わずか数分の遅刻であってもシステム上、問答無用で当日キャンセル扱いとなり、キャンセル料が発生します。また、自分でアプリの通知を管理し、計画的に配車予約を押さえていく自主性が求められるため、「手取り足取りスケジュールを組んでほしい」と受け身で構えている受講生からは「冷たい」「融通が利かない」という不満につながる傾向が見られます。