Q1:忙しくて自炊ができません。コンビニで手軽に買えるカリウム補給食材はありますか?
A1:極めて優秀な食材がコンビニで手に入ります。代表的なものは「バナナ(1本売り)」「カップ納豆」「冷凍の枝豆」「野菜スティックやカットアボカド」「無塩のトマトジュース」です。昼食のコンビニ弁当にカップ納豆を1つ足す、あるいは間食のスナック菓子をバナナや枝豆に置き換えるだけで、300〜400mg前後のカリウムを手間なく上乗せできます。
Q2:カリウムを豊富に摂れば、塩分をどれだけ過剰に摂っても帳消しになりますか?
A2:残念ながら「帳消し」にはなりません。カリウムのナトリウム排出作用には生理的な限界があり、過剰な塩分が一度体内に吸収された時点で、一時的であれ浸透圧の急上昇と血管への物理的ストレスが発生します。カリウム摂取はあくまで過剰分の排出を助けるセーフティネットであり、根本的な減塩(塩・醤油の減量、汁物を残すなど)と並行して進めることが不可欠です。
Q3:バナナは1日に何本まで食べて問題ありませんか?
A3:腎機能に問題がない成人の場合、1日1〜2本程度が適量です。バナナ1本(可食部約100g)のカリウムは約360mgですので過剰症の心配はまずありませんが、1本あたり約90kcal前後のエネルギーと糖質(果糖・ブドウ糖)を含みます。過度な本数を摂取するとカロリー過多や中性脂肪の増加につながるため、果物・野菜・豆類など多様な食材から分散して摂取するのが栄養学的に理想です。