時代が下るにつれ、元来の「破廉恥」が持っていたドロドロとした背徳感や深刻さは減衰し、「ハレンチ」というひらがな表記のニュアンスが定着していった。SNS上の投稿や日常会話においては、深刻な罪悪感を責める言葉ではなく、どこかユーモラスで愛嬌のある「ちょっぴり大胆な振る舞い」や「おちゃめな露出度」を指す表現としてライトに使われることが多い。
言葉は時代とともに生き物のように変化する。倫理の崩壊を告げる警告音だった古代の「破廉恥」から、文化の解放を叫んだ昭和の「ハレンチ」、そして軽妙なコミュニケーションツールとなった現代へ。その変遷の足跡を辿ることは、日本の社会構造とメディア表現が歩んできた試行錯誤の軌跡そのものを眺めることに他ならない。 (出典: ハレンチ と は(Yahoo!ニュース))
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