サッカーにおけるVゴール(Victory Goal)とは、規定の前後半90分で同点だった場合に行われる延長戦において、「どちらかのチームが得点を挙げた瞬間に試合が終了し、その得点を挙げたチームが勝利する」というルールです。
もともとスポーツ界では、先に得点した方が勝ちとなる方式を「サドンデス(Sudden Death=突然死)」と呼んでいました。しかし、死を連想させるネガティブな表現を排除したいFIFAの意向により、国際舞台では「ゴールデンゴール(Golden Goal)」という正式名称が採用されました。
一方、日本国内で広く定着した「Vゴール」という名称は、1993年に開幕したJリーグが独自に命名した和製英語・商業的ブランディングです。「勝利(Victory)」を象徴するポジティブで親しみやすい響きが採用され、メディアを通じて日本全国に浸透しました。つまり、サドンデス、ゴールデンゴール、Vゴールは本質的に同じルールを指しています。