ジムニーの購入において、多くのユーザーが陥りがちな最大の落とし穴が「現在乗っている愛車の下取り価格の目減り」です。
ディーラーで新車を契約する際、手持ちの愛車の下取り査定額が提示されます。しかし、納車が半年〜1年先になる場合、ディーラー側は将来的な相場下落を見越して通常相場より10万〜20万円ほど低く安全マージンを取った査定額を設定せざるを得ません。さらに、「納車時の実車状態・走行距離で再査定」という特約が結ばれている場合、納車待ちの間に年式が1年古くなり、走行距離が伸びたことで、契約時より追い金を請求されるトラブルが多発しています。
この経済的損失を防ぐためには、契約時に「下取り車を納車直前まで手元に残す権利」を確保しつつ、新車の納車時期が確定した段階で一括査定や買取専門店へ持ち込み、相見積もりを取ることが不可欠です。長期納車待ちという特殊な時間軸においては、車両本体の値引き交渉以上に下取り車の資産価値防衛が実質的な購入総額を数十万円左右するという事実を見落としてはなりません。