新幹線グリーン車に子供は迷惑?料金ルールと子連れ乗車のリアルを徹底解剖

新幹線グリーン車に子供は迷惑?料金ルールと子連れ乗車のリアルを徹底解剖

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子連れグリーン車を検討する親が陥りがちな最大の誤解は、「高いお金を払ってグリーン車に乗れば、快適で安心な旅が保証される」という思い込みです。現場ではむしろ、設備や心理面でのギャップに苦しむ事例が散見されます。

東海道新幹線グリーン車赤ちゃんと乗る際に必ず把握しておきたいのが、授乳や体調不良時に重宝する「多目的室」の運用ルールです。多目的室は身体の不自由な乗客の利用が最優先ですが、空いていれば新幹線多目的室授乳利用として車掌に申し出ることで解錠・貸出してもらえます。

しかし、東海道新幹線において多目的室が設置されているのは原則として11号車です。グリーン車(8・9・10号車)に乗車している場合、最も近い10号車からでも、重い荷物や泣き叫ぶ乳幼児を抱えて車両を移動しなければなりません。揺れる車内を移動する距離を考えると、「最初から11号車付近の普通車指定席(12号車など)を確保していた方が、圧倒的に初動が早かった」と後悔する母親・父親の声は少なくありません。

また、JR東日本グリーン券子供料金を支払って乗車する特急列車や普通列車グリーン車でも同様です。普通列車グリーン車には車掌室や多目的室が用意されていない編成が多く、ぐずり始めたらすぐに寒風吹きすさぶドア付近のデッキへ退避し、駅に着くたびに乗客の乗り降りを避けるように立ち続けなければならないという過酷な現実があります。

山口 彩花
著者

山口 彩花

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。