夫の魚住勉氏は、数々の名曲の作詞を手がけ、日本の音楽史に確固たる足跡を残しました。家庭内での魚住氏は決して威張ることのない穏やかな人物で、浅野さんの女優業を誰よりも理解し、温かく後押しする最大の理解者であり続けました。
結婚後も浅野さんは第一線で多忙を極めましたが、魚住氏は執筆活動の傍ら、家庭環境を静かに整えました。お互いのクリエイティブな仕事に対する敬意と、ほどよい距離感こそが、40年以上の長きにわたる円満な夫婦生活の秘訣です。家庭は仕事の緊張感を解き放つ唯一の聖域であり、夫婦で静かな時間を共有することが、彼女の女優としてのエネルギー源となっていました。